Quatre Amoursの日記

一人のクリスチャンが聖書や社会について考える

2020-01-01から1年間の記事一覧

カインの何が悪かったのか? 創世記4:3-7

おはようございます。読んでもらった聖書の箇所は3-7節ですが、今日の内容的には、1-15節までです。 まず簡単にこのカインの物語全体を振り返りましょう。アダムとエバとの間に生まれた最初の子供がカインでした。カインの名前の由来については、ヘブ…

「私をここに遣わしたのは神なのです」 創世記45:4−8

おはようございます。御言葉の奉仕がゆだねられていることに、感謝します。 私たちは人生において色々選択をしながら生きているでしょう。何を勉強するか、どの会社で働くか、どこに住むか、誰と結婚するか。色々選択してきましたし、またこれからもするでし…

裁きの中の憐れみ

裁きの中の憐れみ 創世記3:20−24 おはようございます。前回までは、創世記の本当に最初の物語が、私たちが生きている現実の根幹をなしているということを語るために、ずいぶん抽象的な話を続けてまいりました。自然について、また、人間と自然との関係…

苦しんで食を得る

苦しんで食を得る 創世記3:16−19 おはようございます。本当は5月に一度メッセージをする予定でしたが、コロナウィルスの関係で、今日まで伸びました。お会い出来て嬉しく思います。 この数カ月間の間、メッセージ予定だから、というわけではないので…

隠してはいけない

「隠してはいけない」 創世記3:4-19 おはようございます。今日の本文の箇所は、前回とかぶっているところもありますが、前回とは違う角度から読んでいこうと思います。前回は、エバの罪、アダムの罪ということで、二人に特徴的な罪を語っていきました。今…

エバの罪、アダムの罪

創世記3:1-13 おはようございます。今日の箇所はとても有名な箇所ですが、この箇所の神学的な理解については、今一つ私にはしっくり来ていないところがあります。今日の箇所は、いわゆる「原罪」というものを語っている場面です。「原罪」というのは、…