Quatre Amoursの日記

一人のクリスチャンが聖書や社会について考える

LibreOfficeでラベル印刷をする

ラベルを印刷することはたまにあると思います。さらに、なるべくオープンソースソフトウェアでそれを実行したいと思う人もいると思います。この記事では、そのような特異な願望を持った人向けに、LibreOfficeでラベルを印刷するための方法を紹介いたします。…

chromebookにlinuxをクリーンインストールする

目次 経緯 ――chromebookを手にするまで―― ――linuxを入れたいが躊躇する―― ――chromebookの自動更新が終了する、linuxインストールの決心―― インストール作業 ――作業の全体的流れ―― ――実際に作業する―― 経緯 ――chromebookを手にするまで―― 筆者には、2018年か…

AIが説教を作る時代に、「説教を創る」意味

chat GPTがすごく話題になっている。これはいわゆる生成系AIで、要求に応じた文章を生成してくれる。その文章のクオリティが、これまでのAIのものとは比べ物にならないほど自然で、時にはcreativeだということで、評判になっているのだ。そして、色んな所で…

生成系AI時代に、「絵を描く」意味

以下の文章は、2022年11月25日にプライベートなFacebookアカウントで書いた内容です。 絵を描くAIが一般的に利用可能になって、色々話題になっている。ある絵画コンクールで、AIに描かせたものが入賞したというニュースもあった。そういうことを妻と話しなが…

エレミヤの召命

エレミヤ1;1-10 1.イントロダクション おはようございます。昔、まだクリスチャンになったばかりだったころ、聖書を読みながら、一つ励ましを受けていた点がありました。それは何かというと、「聖書の登場人物が、意外と自信のない人が多い」という…

主の名を呼ぶ

創世記4:25-26 おはようございます。 今日は、「主の名を呼ぶ」という言葉が、今の私たちにとってどのような意味を持つのか、共に考えていきたいと思います。 だいぶみなさんご存知のことが多いとは思いますが、改めて「主の名を呼ぶ」ということのい…

カインの何が悪かったのか? 創世記4:3-7

おはようございます。読んでもらった聖書の箇所は3-7節ですが、今日の内容的には、1-15節までです。 まず簡単にこのカインの物語全体を振り返りましょう。アダムとエバとの間に生まれた最初の子供がカインでした。カインの名前の由来については、ヘブ…

「私をここに遣わしたのは神なのです」 創世記45:4−8

おはようございます。御言葉の奉仕がゆだねられていることに、感謝します。 私たちは人生において色々選択をしながら生きているでしょう。何を勉強するか、どの会社で働くか、どこに住むか、誰と結婚するか。色々選択してきましたし、またこれからもするでし…

裁きの中の憐れみ

裁きの中の憐れみ 創世記3:20−24 おはようございます。前回までは、創世記の本当に最初の物語が、私たちが生きている現実の根幹をなしているということを語るために、ずいぶん抽象的な話を続けてまいりました。自然について、また、人間と自然との関係…

苦しんで食を得る

苦しんで食を得る 創世記3:16−19 おはようございます。本当は5月に一度メッセージをする予定でしたが、コロナウィルスの関係で、今日まで伸びました。お会い出来て嬉しく思います。 この数カ月間の間、メッセージ予定だから、というわけではないので…

隠してはいけない

「隠してはいけない」 創世記3:4-19 おはようございます。今日の本文の箇所は、前回とかぶっているところもありますが、前回とは違う角度から読んでいこうと思います。前回は、エバの罪、アダムの罪ということで、二人に特徴的な罪を語っていきました。今…

エバの罪、アダムの罪

創世記3:1-13 おはようございます。今日の箇所はとても有名な箇所ですが、この箇所の神学的な理解については、今一つ私にはしっくり来ていないところがあります。今日の箇所は、いわゆる「原罪」というものを語っている場面です。「原罪」というのは、…

結婚の意味

「それゆえ、男は父と母を離れ、その妻と結ばれ、ふたりは一体となるのである。」 創世記2:24 おはようございます。今日の箇所はとても有名な箇所です。しかし、この箇所について今日ほどメッセージするのが難しい時代も、かつてなかったかもしれません…

教会の原型

創世記2:8-23 以前、人間の創造の目的についてメッセージをしました。そのとき、人間の目的は、神を礼拝すること、そして神様の御心をもって人々や世界のものをケアすることだ、と話しました。そのときは、その目的について話すだけで、「では、どうや…

人間、二重の存在

創世記2:4-7 おはようございます。前回は、2:3まででしたが、2:3までと今日の2:4以降とでは、ずいぶん雰囲気が変わります。1章から2:3までは、神様による世界の創造が語られてきました。2:4以降も、世界の創造について書かれてはいるので…

安息を生きる

こうして天と地とその万象が完成した。神は第七日に、なさっていたわざを完成し、第七日に、なさっていたすべてのわざをやめられた。神は第七日を祝福し、この日を聖なるものとされた。その日に神が、なさっていたすべての創造のわざをやめられたからである…

人間の目的

創世記1:27-28 神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして人を創造し、男と女に彼らを創造された。神は彼らを祝福された。神は彼らに仰せられた。「生めよ。増えよ。地に満ちよ。地を従えよ。海の魚、空の鳥、地の上を這うすべての生…

創造と祝福

「創造と祝福」 創世記1:2−31 2019年5月26日のメッセージ 創世記のはじめの部分でメッセージをするために、日本の古事記と日本書紀の最初のところを読みました。 恥ずかしながら、古事記・日本書紀を読むのは初めてでした。 といっても、原文で読んだ…

はじめに神が

「はじめに神が天と地を創造された」(創世記1:1) 2019年4月28日のメッセージ 再びメッセージすることが許されて感謝です。 これからは創世記を読み進めながら、神様の声を聞き取ってメッセージしていきたいと思います。 今日のメッセージは前半…

私をここに遣わしたのは神なのです

「私をここに遣わしたのは神なのです」 創世記45:4−8 おはようございます。 この朝、ここで御言葉の奉仕を委ねられていることに感謝いたします。 今日の箇所は、皆さんとても良くご存知だろうと思います。 ヨセフとお兄さんたちが、ヨセフがエジプトに売ら…

「道」を歩む

昨日の土曜日は、とても雪が降っていました。雪が降っているところを車で走っていて、少し怖いなと思ったところがありましたが、それは、道路のラインが見えなかったことでした。片道二車線のところで、自分が今、ちゃんと車線の中を走っているのかわかりづ…

フランスの主要MVNOと対応バンドまとめ

前回はフランスの通信キャリアの通信プランを調べました。 quatreamours.hatenablog.com 今回は、フランスのMVNOについて調べ、また対応するバンドについて調べようと思います。 フランスのMVNO 今回調べるのは、Prixtel, Coriolis, La Poste Mobileの三つで…

外国人労働者の受け入れ問題まとめ

日本の労働者人口の減少と外国人労働者受け入れに関するニュースが出てくるようになって、個人的にその都度保存していた記事を整理してみようと思う。 賛成か反対か以前に、「そもそも外国人労働者は日本に来てくれるのか?」を議論している記事がある。 「…

フランスの通信プラン

私は現在、MVNOの一つmineoを使っており、毎月の通信費は約2500円ほどになっています。フランスに行った場合にも、通信費はなるべく安く抑えたいと思い、「フランスのMVNOはどうなっているのだろうか?」と少し調べました。 そこですぐに見つけたサイトがこ…

ガリラヤの人たち

「ガリラヤの人たち」使徒言行録1:3−11 (2017年3月31日のメッセージ) こんばんは。 今日の箇所を準備し、黙想しながら、本当に豊かな恵みがありました。 それを一緒に分かち合っていけたらな、と思います。 1 イエス様は復活された後、40日間…

目が見えなくなる

目がみえなくなる 使徒言行録 9:1-9 (2017年11月24日になされたメッセージ) みなさんは、どのようなウェブ・ブラウザを使っているでしょうか? 「ウェブ・ブラウザなんて、意識したことがない」という人もいるかもしれません。 iphoneを使っている…

散らされた人々

散らされた人々 使徒言行録8:1−8 (2017年10月20日になされたメッセージ) こんばんは。 今日の箇所では、いよいよ福音がエルサレムの外に広がっていく姿を見ることができます。この使徒言行録8:1によって、ようやく1:8の約束が実現するのです。…

馬鹿になる勇気

馬鹿になる勇気 使徒言行録8:26-40 (2017年11月17日になされた使徒言行録連続公開説教) 最近は、お笑い芸人でニュースのコメンテーターをやる人が増えてきました。何人か、思い当たる人がいると思います。そういうものを通じて、「お笑い芸人とい…

渡辺一夫の『敗戦日記』を読む

「敗戦日記」2006年08月12-13日 渡辺一夫の『敗戦日記』を読んだところ、とても印象的だったので、特徴的な文章を引用しながら、コメントしてみようと思います。 日本の無思想・無教養・無文化を嘆き、批判している日記を取り出してみました。 3/11 日本の…

ドゥルーズを読む視点

ドゥルーズについて2005年11月19日 始めに ドゥルーズは一般にポストモダニズムの哲学者だと言われている。ここではポストモダニズムという用語を、モダニズムに対抗する価値を創設し、モダニズムを超克するパースペクティブを切り開いた、という意味で解す…